体験レッスン受付中!

楽譜楽譜

  • FLL-1 フルート教本 フルル フルート トゥルル

    教本/FLL-1
    フルート教本
    フルル フルート トゥルル

  • FLL-4 フルル・フルート名曲集2≪春の声≫

    名曲集(楽譜)/FLL-4
    フルル・フルート名曲集2
    ≪春の声≫

  • FLL-8 世界のメロディー集 ≪デビューのために≫

    名曲集(楽譜)/FLL-8
    世界のメロディー集
    ≪デビューのために≫

  • FLL-6 フルル・フルート名曲集3 モーツァルトー春への憧れ

    名曲集(楽譜)/FLL-6
    フルル・フルート名曲集3
    《春への憧れ》


CDCD

  • FLL-2 春の歌 奥原由子 フルート・アルバム

    CD/FLL-2
    奥原由子
    フルート・アルバム
    春シリーズ第1集
    《春の歌》

  • FLL-3 春の声 奥原由子 フルート・アルバム

    CD/FLL-3
    奥原由子
    フルート・アルバム
    春シリーズ第2集
    《春の声》

  • FLL-5 春への憧れ フルート・アルバム

    CD/FLL-5
    奥原由子
    フルート・アルバム
    春シリーズ第3集
    《春への憧れ》
    モーツァルト名曲集


本音トーク! 掲示板 試聴曲の解説集

今月の試聴曲今月の試聴曲

モーツァルト作曲

四つの歌メドレー

CDアルバム“春への憧れ”より
解説は試聴曲の解説集

試聴曲の解説集試聴曲の解説集

2018.02.01

2月の試聴曲について

モーツァルト作曲 四つの歌メドレー

一曲目は、オペラ《フィガロの結婚》から「もう飛ぶまいぞ、この蝶々」。

このオペラのストーリー。封建時代にありながら、家来たちが奥方と結託して、浮気者の殿様を懲らしめるという、ちょっと過激な喜劇仕立てです。
この曲は、主人公フィガロが、多感で情熱過多な青年をからかう歌。
初演当時のプラハで大流行。街中のあちこちで、人々が口ずさむこのメロディが聴かれたそうです。大喜びのモーツァルト 。人々と心通じるこの出会いが、後に彼の最後のオペラ、傑作《魔笛》に繋がったのでしょうか。
(先月の「本音トーク」参照。)

二曲目は、その《魔笛》から、「なんて素敵な鈴の音だ」。

俗っぽくて小心者のモノスタトスが、魔法の鈴の音に引き込まれ、思わず踊り出してしまう場面。音楽が、嫌な奴を愛すべき奴に変えてしまう瞬間。コミカルで、なんともチャーミングな曲。

三曲目は、同じく《魔笛》から、「たえなる響のたくましさ」。

ちょっと堅い題名ですが、笛の音のパワーを歌っています。
主人公の王子タミーノが、はぐれてしまった仲間に「届け!」と笛を吹きます。まず鳥や動物たちが集まってきますが、最後、相棒パパゲーノから、ピュルルルルッとパンフルートで返事が返ってきてきます。

四曲目は、そのパパゲーノが歌う「おれは陽気な鳥刺し」。

パパゲーノは、モーツァルトの自画像とも言われます。(私のイメージでは、内面はタミーノ、対人はパパゲーノですが。)
禁欲的で真面目なタミーノとは対照的。きつい事は御免で、修行なんてとんでもない。孤独も苦手で、いつも誰かと喋りたい。望みは美味しいワインとご馳走。夢は可愛い奥さんとたくさんの子供。そんなパパゲーノの職業は、鳥を捕まえ配達する猟師だそう。

ヨーロッパでは古くから、愛や希望のシンボルとして鳥が登場します。
子供の頃から、常に周囲を喜ばせたかったモーツァルト。天に昇る直前まで、私たちにそれを届けようとしたのでしょうか。

奥原由子

2018.01.01

1月の試聴曲について

ベートーヴェン作曲 交響曲第9番より

ベートーヴェン最後の交響曲の最終楽章。ご存知「喜びの歌」の大合唱を前触れする役に、彼は小さなピッコロフルートを選んでくれました。
「来たよ、来たよ、来たよ!」と、小躍りしながらのお知らせ。
「トン、トン、トン、」と、近づいていくる希望の足音も聴こえます。

期待でワクワクするような新年を迎えたいと、この曲を選びました。

ベートーヴェンが、シラーの詩「歓喜に寄す」に出会ったのは22歳の頃。
お隣フランスでは「自由、平等、友愛」を掲げた革命が起こり、王侯貴族が支配する封建社会が崩壊した時代。

「人間は、分け隔てなく皆等しく兄弟。
親しい友や愛する人のいる人生は、なんて素晴らしいんだろう。
なんという喜び!
さあ、声を合わせて一緒に喜びの歌を歌おう!!!」

といったこの詩は、依然として封建社会のままのドイツの若者たちを夢中にさせました。もちろんベートーヴェン青年も。

彼は、この詩を晩年まで温めに温めて、最後の交響曲で爆発させました。
その余波は現在も広がり続け、ますます広く世界で感動を巻き起こしています。
EUのシンボル歌にもなっています。

誰もが望んでいる「人間皆兄弟。一緒に喜びの歌を歌おう!」の世界が1日も早く実現しますことを祈るばかりです。
長大な交響曲に、一瞬立ち上るピッコロの響きに願いを込めて。

奥原由子

2017.12.01

12月の試聴曲について

グノー=バッハ作曲 アヴェ・マリア

クリスマスシーズンには、あちこちで聴こえてくるお馴染みの曲です。
知らず知らずのうちに、安心感や明るい希望を呼び覚ましてくれる曲だからでしょうか。

ところで、この曲は、100年以上の時を隔てた、ドイツとフランスの、二人の巨匠の合作なのです。。
ピアノ伴奏に聴こえるのが、バッハ作。メロディに聴こえるのが、グノー作。。
温かさと緻密さを併せ持ち、ゆりかごのように心地よく揺らぐバッハの名作。それに乗せて、まるで心の奥底から呟いた祈りが、天に向かって広がっていくような、のびやかなグノーのメロディ。

無信心者の私でも、思わず、今生かされていることに感謝したくなってしまいます。。
時や人種や宗教を超えて、共通の気持ちを呼び覚ます音楽の力に、改めて感じ入ります。

地球上のあちこちで、区別、差別、対立のスパイラルが止まらない昨今。。
将来が危ぶまれる地球号に乗り合わせた私たち。。
この曲のように、心を開いて、お互いを生かし合い、喜ばしく溶け合って、共に明るい希望に向かえたら!

そんなことを祈りつつ、今年を締めくくりたいと思います。

皆様、今年も一年ありがとうございました。

奥原由子

ページ移動