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2017.05.26

ハンス・ペーター シュミッツ先生のキラキラ・キーワード その3


奥原由子

発表会の準備が進んでいるこの時期に有効なキーワードです。

発表するとき、 「この音楽は、今、ここで、私の中から生まれてきたものです、という演奏を目指しなさい。」
と、いうもの。

そう言われても、具体的にどうして良いかわかりませんよね。
そこで、作者の発信したメッセージの流れる方向を、二つに分けて考えてみましょう。

一つ目は、作者から私たちに流れ、それを受け止めて喜ばせてもらう方向。

「この曲、なんだか好き。吹くと嬉しい。癒される。元気になる。」など。
この気持ちはもうお馴染み。だから続けてる。

二つ目は、こんな素敵なものは、自分一人が楽しむだけじゃもったいないから、私から周りの人にも伝えましょう、という方向。

これが、発表。
この方向、なんか、今流行りのツイッターっぽいですよね。いいことに出会うとすぐに、「これ、何々さんにも教えてあげよう。」って言いますよね。

しかし、同じことを、言葉では無く演奏でしようと思ったら、ちょっと手間暇がかかります。楽譜を読みこなし、必要な技術をマスターしなければなりません。

でも、これも楽しいですよね。課題を乗り越え、成長した喜びがもらえる。
その上、この作業の過程で、その曲は、あなたの中に消化吸収され、血となり肉となり、自分の気持ちと一体になる、というご褒美までついてくる。

こうして育てた音楽を、大切な家族や友達にプレゼントする。
これが、シュミッツ先生の
「この音楽は、今、ここで、私の中から生まれてきたものです、という演奏を目指しなさい。」です。

練習の過程で、その曲はもう自分と一体化しているはずなのに、これは新しい記憶だから、オフになりやすい。
人前に立つプレッシャーで、「間違えないように、頑張って何とかやり抜かなくては。」という長年培ったスイッチがオンになってしまう。

こんな、「困難を乗り越えようと頑張る人」では無く、「作者に成り代わって、メッセージを喜ばしく伝える人」でありたいですよね。
それを実現するためには、練習するとき、
「素晴らしい作者からもらった喜びを、ぜひ、愛する人に届けなければ。」
と、意識することです。

今がチャンスです。試してみて!!!

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