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2017.11.24

ハンス・ペーター シュミッツ先生のキラキラ・キーワード その6


奥原由子

「頭を高く、肩を低く、頭を高く、肩を低く。」

シュミッツ先生は、内容を的確に最短でイメージさせるオリジナルな「呪文」作りの名人でした。これもその一つ。

前回書きました、「姿勢と呼吸」の関連です。

普段姿勢の良い人でも、フルートを構えて譜面台の前に立ち、演奏を始めると、顔は譜面に向かって前下に下がっていきがちです。
この時点で、背中が丸くなり、胸、お腹など身体の前面がへこみます。
これでは、肺の容量が減り、横隔膜が十分に機能しないから、十分な空気は取り込めません。

でも、吸わなくちゃならないから、肩が使われ、どんどん上がってきます。そして硬くなる。

この悪循環で、せっかくの持てる力が発揮できず、イメージした結果は得られません。
一生懸命になるほどに、疲労し肩が凝り、精神的にも不満が残る。
体験あるでしょ。

レッスン時、生徒さんにちょっと気づかせてあげると、響きも音楽もスーッとスムースに流れ出します。

自分には見えないから、意識しにくいのがこの姿勢問題。
これを解決してくれるのが、シュミッツ先生の魔法の「呪文」。
「頭を高く、肩を低く、頭を高く、肩を低く。」

演奏中思い当たったら、ぜひ唱えてみてください。
良い結果が出ると嬉しいから、しょっちゅう唱えたくなりますから。

昨今、老いも若きも、首肩腰膝の故障が増えていますが、原因の多くが姿勢の悪さからだと専門のお医者様がおっしゃっていました。
日常、背中を丸くし、下を向いてする動作、多いですよね。
頭が15°前に傾くと約12kg、60°傾くと約27kgの重さを支えることになってしまうそうです。ワーーー、たまらない!

演奏時と違い、響きのバロメーターは無いけれど、日常生活でもシュミッツ先生の魔法は役立ちそうですね。

「頭を高く、肩を低く、頭を高く、肩を低く。」
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