2019.03.22
音楽は心と心を繋いでくれる。
奥原由子
海外留学を体験した二人のお嬢さんが、久しぶりに顔を見せてくれました。
困難を、身一つ、自力で乗り越え、一段と素敵なレディに成長した様子は眩しいくらいでした。そして、フルートを通しての、他国からの留学生との音楽でのコミュニケーション体験を話してくれました。
お一人はオーストラリアで。
学生寮で吹いていたら、それまで話したことのなかった学生が、自分はピアノを弾けるから合わせようと話しかけてきたそうです。それで即セッション開始。意気投合、楽しんだということです。とかく孤独になりがちな外国生活。音楽は、それぞれ育ったお国柄や言葉を超えての気持ちの通じ合いに即効性がありますよね。
もうお一人はアメリカで。
以前ピアニストとのセッションを送ってくれたお嬢さんです。
今回は、ギターとです。ピアソラの難曲を両者暗譜での見事な演奏を送ってくれました。
仕上げるのには結構な手間暇をかけたと思います。忙しい、たくさんの科目の勉強の合間を縫っての練習。でもこれが心をほぐし、前進への活力を与えてくれるものだと実感したのでしょう。
彼女はもう一曲、子供の頃から弾いているベートーヴェンのピアノソナタも送ってくれました。その演奏からは、一段と成長した彼女の心の声が聴こえてきて、涙が出てしまいました。
そして前回同様、友達の演奏を親身に受け取り、絶賛してくれる各国からの留学生の様子も素敵です。授業だけでなく、こうした国際的な仲間達との交流も彼女を成長させたのだと思いました。
良かったら、ご覧ください。
タンゴの歴史: https://youtu.be/IiRWf_W6GM0
悲愴: https://youtu.be/ix77kGhZXCA
