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2019.06.27

ハンス・ペーター シュミッツ先生のキラキラ・キーワード その16


奥原由子

全身すべての関節がシュピーレンしているようにしなさい。

このキーワードに関しては以前にも触れましたが、本当に重要だと実感しているのでまた書きます。

シュピーレンは、英語のプレイで、遊ぶにも楽器の演奏にもスポーツにも使います。
この言葉を先生は、関節の状態や動きにも使われました。
関節を遊ばせる???ですよね。

唇から息を出して指を動かせばフルートで音楽は奏でられます。
なのになんで全身の関節を意識しなくてはならないのでしょう???

先生はまたこんなこともおっしゃいました。
「日本では、フルートを“吹く”と言うそうじゃないか。ドイツでは“シュピーレン”するんだよ。」
ここにもシュピーレンが登場してきます。
この二つの言葉の表現の違いは演奏にかなり大きく影響していると思います。
私たち日本人生徒の演奏姿勢の特長を見抜かれたのでしょう。

私たちは子供の頃から物事を行うときは、
「しっかり、きちんと、真面目にすることが大切」と刷り込まれることが多いですよね。フルートを演奏するときも、この刷り込まれた習い性が作動してくるように思います。
でも、この良き習い性が、かえって目指す演奏を目減りさせてしまうことがあるのです。
気付かずに、気持ちと体を緊張させてしまうから。

この余分な緊張を解けば、より自由な演奏ができるよ、と先生は教えたかったんですね。
全身すべての関節がシュピーレンしているようにしなさい。
という、先生お得意のイメージ表現で。

こんな演奏がしたい!
と、一生懸命“吹いて”いてもなかなか思った結果が出ないとき、このキーワードを思い出してください。
心身が緩んで、音楽がサラサラと流れ始めるはずです。

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