2019.11.21
発表会を終えて
奥原由子
先月予告のベートーヴェンの話は一旦中断です。
先週末の発表会の感想を、記憶が薄れないうちに書いておくことにしたので。
想いを込めたフルートの響き。それを的確にキャッチしサポートするピアノのハーモニー。加えて、演奏する時の緊張感や高揚感、聴く側に回った時の温かな共感。それら全部が溶け合わさった幸福な空気が、終日スタジオいっぱいに充満していました。
年齢は子供から中高年まで。千差万別なそれぞれの暮らしの中での共通項は、フルートが大好き。より良く生きていくために、フルートで音楽を奏でることが是非必要ということ。
そんな情熱の出力を改めて全身に浴びた1日でした。
これを受けての指導者の責任もヒシヒシです。
そこで、今週からの方針を書いて、有言実行していきたいと思います。
まず。
各人が、何故か心惹かれて吹きたいと感じた曲の理解を深めるお手伝い。
そして、望んだように演奏するための技術の高め方のアドバイス。
その技術を使って、その曲の魅力をどう表現していくかのイメージの明確化。
それから、もちろん。
ドキドキするけど思いきって出力すれば、間違いなく好意的に受け止めてもらえる。そんな安心感に満ち溢れた環境を、これからもパワフルに育んでいきたいと思っています。
こんなところでどうでしょう?
ご要望、なんでも受け付けますが!