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本音トーク本音トーク

2020.10.09

曲目解説を書いてみましょう。


奥原由子

今年は、例年のような発表の場がないので、オンライン上でリサイタルをしてもらうことにしました。
プログラムは、シューベルト作曲「音楽に寄せて」、サティ作曲「ジムノペディ」と「ピカデリー」、ヴィラ・ロボス作曲の「ブラジル風バッハ」の4曲です。

慣れない作業で、かなり「脳トレ」になったようですね。
予想以上に、個性的な解説が寄せられました。
同じ音楽から、こんなにも様々なファンタジーが湧き上がるなんて!!!
名曲の、深さ広さ雄大さに改めて感じ入りました。

興味津々、楽しく読んでいただけそうです。
では、コンサート、始まり始まり!パチパチパチ………

Y.Aさん

⚫︎ブラジル風バッハ ヴィラロボス
曲からは壮大な自然の印象を受けました。その後、ヴィラロボスについての記述を見た時に、曲のタイトルに納得しました。バッハへの敬愛、母国への愛、そのすべてが詰まった曲を私たちに残してくれたヴィラロボスに感謝します。
⚫︎ピカデリー サティ
サーカスのイメージです。ピエロが楽しくおどけている様子が目に浮かびます。思わず踊りたくなるような、周りの人々を明るい気持ちにさせる気分で演奏します。
⚫︎ジムノペティ サティ
ピカデリーとは雰囲気が一変して、落ち着いた印象の曲です。サティが自身の作品全体の傾向を『家具の音楽』と称して呼んだと言われていますが、この曲も聴く人の気持ちを癒しながら、風景に溶け込むように感じます。私は一人カフェで過ごす時間が大好きなのですが、気持ちが穏やかになれるこの曲は一番聴きたい曲です。
⚫︎音楽に寄せて シューベルト
音楽に身を委ね、大らかな気持ちになれる曲です。どんな辛い事があっても、音楽が身近にあることで救われることがどれだけ大きいかを実感させてもらえます。音楽に対する感謝を込めて演奏します。

矢車草さん

⚫︎音楽に寄せて
やさしく、懐かしい気持ちを覚えます。誰かが歌いだすと、それに続いて別の誰かが歌いだし、最後に皆でいっしょにその音楽の世界にいる喜びのようなものを、のびのび素直に表せればきっと素敵なことでしょう。
⚫︎ピカデリー
足取り軽く口笛吹いて歩く、伊達男になったような気分で、20世紀初期の映画のような、白黒フィルムのコマ送りの世界に入れたら楽しいと思います。
⚫︎ジムノベディ1番
誰も知らない遠い森の奥に、小さな湖がひっそり浮んでいる。静けさとかすかな風の匂いがうかんできます。
⚫︎ブラジル風バッハ5番
広い広い海とそれを覆いつくす夕焼けの空、その自然の荘厳さの前で、人はひたすら一体にならんと祈り、自由でありたいと願うのではないでしょうか。

️Gribouille(グリヴィユ)さん

⚫︎ブラジル風バッハ
切なげなメロディでたゆたい、徐々に叫ぶように歌い上げ、また静かに気持ちを抑えていく
⚫︎3つのジムノペティ
静かに抑揚なく全体を流れるように演奏する
⚫︎ピカデリー
行進曲のようにテンポを崩さず正確に演奏する
⚫︎音楽によせて
癒し、愛の心を運んでくれる音楽に対する感謝の気持ちを表現する

️K.Tさん

⚫︎ブラジル風バッハ
雄大な大地、流れるアマゾン、真っ赤な夕日、そんな大自然をイメージしながら吹いていると何か、自分の中にある確固たるもの?秘めたもの?が確認でき、解放される。
⚫︎ピカデリー
笛一本、これさえあればどこにだって行ける、道に迷ったって大丈夫!さぁ、みんなついておいで!
⚫︎ジムノペディ
吹いていると、ここではないどこかへに行きたいな、行きたいなという気持ちにしてくれ、最後は行けたーという気分にしてくれる。
⚫︎音楽に寄せて
ピアノを囲んでみんなでこのメロディーを歌ったんだろうな・・・と想像しながら、 わたしも音楽があって良かった。フルート吹けて良かった。そんなことを思いながら吹きたい曲。

️M.Yさん

⚫︎3つのジムノペディ
有名な曲ですが「ゆっくりと苦しみを持って⁈」こんな指示が添えてあるとは知りませんでした。美しくゆったりとした気持ちで聴いていると息切れしたのかのような重い音の連続。いつまでも続くのかと思わせておいてモヤっと終わる。何とも掴みどころの無い感じです。
⚫︎ピカデリー
練習すると一日中印象深いメロディーが頭の中を駆け巡ってしまいます。ヨーロッパの石畳の広場でピエロの格好をしたおじさんがアコーディオンを演奏しているイメージです。
⚫︎ブラジル風バッハ
音を切らさず滑らかに弦を弾くチェロの演奏を参考にフルートでレガートを表現したいと思います。自分でアリアを歌っている気分で演奏出来ればいいなぁ。
⚫︎音楽に寄せて
夕暮れ時に古い教会の窓から日が差し込んでいる、あるいは鍾乳洞の中で自然に出来た穴から日が差しているようなスポットライトの光を感じさせます。それを祈るように人々が見上げている情景が浮かびます。

C.Hさん

⚫︎ブラジル
情熱的な。南国の海と夕日(タイトルと歌詞に感化?)
⚫︎ピカデリー
楽しげな感じ。モンマルトルにあったメリーゴーランドを思い出しました
⚫︎ジムノペディ
ひとりでくつろぎタイム。ゆっくり午後紅茶か、夜か。
⚫︎音楽
上品で優雅な感じ。窓辺から庭園眺めてるような(旅行以外で経験ないですが)

カブサンさん

⚫︎ブラジル風バッハ 5番アリア
以前からこの曲をやってみたくて奥原先生から楽譜をもらってやってました。
この曲をきれいなピアノの音と一緒に吹いてみるのが僕の夢の一つです。
そのためには高音部のソ、シb,ラを風が吹き抜けるように軽やかに吹けるようにならなくてはと思ってます。もっとも、歌詞を先日もらって、僕の抱いていたイメージと全く違う言葉だったので戸惑いましたが、今は開き直って元の僕が初めから抱いていた映像をイメージして吹いてます。
⚫︎ジムノペディ
ウィキペディアでみたら古代ギリシャの祭典(少年をあつめて神に捧げる踊りを全裸でさせる)の様を曲にしたとのことですが、あまり実感をもって感じられないので、やっぱりサティが生きていたころのパリの情景を想像しながら練習してみました。
 情景: 女がカフェで一人ぼんやりとしている。だれを待つでもなし、ときどき昔のことを思い出すこともあるけれど、それもどうでもいいことのように思えて、フツと軽くため息をしている6月のすこし蒸し暑い昼下がり。けだる~い!。
低音部のミとかファが9拍、12拍と続くときはずっと続けるのがいいのか小節ごとに一旦きるのか、はたまた抑揚をつけてづっとつづけるのか?? ⚫︎ピカデリー
ピカデリーには(というよりイギリスには)行ったことが無いけれど、にぎやかな街の様子を、画家でいえばデッサンというよりクロッキーみたいな感じでササっと描いたのがこの曲ではないかと想像して、練習もササっと終えました。
⚫︎音楽によせて
「オクターブ上げて」という注意書きを読まないでバリトンみたいな音で吹いていたらなにか変。もう一回注意書を読んでやったら、すっかり違う曲みたいになってプチ感動すら起きました。

️セキセイインコさん

⚫︎音楽に寄せて
歌詞のように、音楽への感謝を朗々と歌い上げるバリトン歌手のイメージを持ちながら、自分が歌を歌っているという意識で吹きたいです。
⚫︎ブラジル風バッハ
この曲を聴き、私の頭に一番に浮かんだ景色は昔スペインを訪れた時、夕暮れ時に反対側の丘から眺めたアルハンブラ宮殿でした。曲のタイトルとはかけ離れていますが、悠久の時の流れとかそんなイメージを持って吹きます。
⚫︎ピカデリー
おどけたクラウンの玉乗りやジャグリングを見るようなイメージ。リズムの軽快さを出せるように吹きたいです。
⚫︎ジムノペディ
こんな曲を聴きながら虫歯の治療を受けたいですね。診察台の上で目を閉じて歯科医師がやってくるのを待っているイメージで吹きたい‥じゃなくて、聴いてください。ちなみに、曲名の由来を調べると古代ギリシャ時代にあった、アポロンやバッカスなどの神々を讃えるためのジムノペティアという踊りの祭典について描かれた壺をみてサティが作った曲とのことでした。 壺の絵柄は残念ながらネットで見つけられませんでしたがかなり興味があります。(^^)

️Monetが好きさん

⚫︎ピカデリー
噴水のある公園で子供たちも子犬も小鳥もみんな、心ウキウキさせる爽やかで軽やかな踊りたくなるようなイメージ。
⚫︎ジムノペディ1番
バーカウンターで一人、綺麗な色のカクテルを飲みながら静かに物思いにふけるひと時。
⚫︎ブラジル風バッハ5番より
いろいろなことが起きても心静かにゆったりと気持ちをおちつかせられる。
⚫︎音楽に寄せて
子供の頃見た美しい故郷の景色を思い出しながら今フルートを楽しむことができる幸せに感謝。

K.Mさん

⚫︎音楽に寄せて
音楽の神に向けてのラブソング。汚れなき、まっすぐな、偽りのない、真摯な気持ち。何もない、光に包まれた空間で、そこに年齢、性別、肉体、精神などは存在しない。魂から、音楽に向けられた歌。
⚫︎ブラジル風バッハ
アルゼンチン・ブエノスアイレスの町並みを思い起こさせる曲。同じ人間として、抱く感情には変わりないのに、その表現の仕方は地域によって大きく違う。様々な要因の中で、風景は感情表現に大きく影響しているのではないか。南米の大胆で情熱的な表現は、パンパ、アンデス、アマゾン、パタゴニアに囲まれた広大な自然の中で生まれたのだと、歌詞を見ながら感じる。ブエノスアイレスの道は、東京と比べ薄汚れていて、凹凸があり、雨が降れば濁った水が溜まる道だが、背の高い街路樹に囲まれ、日光に照らされると美しく鮮やかに輝いて見えたのを思い出す。
⚫︎ジムノペディ
時間は確かに進んでいるのだけれど、その流れについていくのではなく、漂っているような、霧の中を踊っているような曲。色即是空という言葉を思い出す。高校3年生の夏の終わりに、目標としてきたものを失って、友人と隣町をあてもなく歩いた。日常に取り残されているような気持ちだったが、振り返ってみればそんなこともなかったのだなと思う。
⚫︎ピカデリー
なづはちゃんという女の子を思い浮かぶ曲。彼女の生活は、大人の目線から見ると、小さくて、スローペースで、かわいい。けれども彼女には、自分のペースやルーティーンがあって、歩幅は小さいが、着実に一歩一歩歩いている。周りを意に介すことなく、かつ周りと調和しながら、自分の毎日を生きている。なづはちゃんとは。学童にいる、小学2年生のダウン症の女の子。いつも可愛い色の洋服をきている。くしゃみの真似をして「くしゃみ出ちゃったー」と言うのがマイブームで、何度も繰り返して毎回楽しそうにしている。好きなこと、嫌なことは自分から言える。たまにわがままを言う。国語は得意だが算数が苦手。本の読み聞かせやおままごとが好き。年下の子も大人に見えるらしく「お姉ちゃん」と呼ぶ。迎えが来ると、嬉しそうに、急いでお母さんの所に向かう。

ライチョウさん

⚫︎ジムノペディ
一音一音ていねいに。 手芸にたとえると、細い絹糸で丁寧にステッチをかける感じで。
⚫︎ピカデリー
軽やかで、ちょっとオシャレに。
⚫︎ブラジルジル風バッハ5番
ブラジルの雄大な景色を想像し、大地の響きを感じるような力強さも表現したいと思う。
⚫︎音楽に寄せて
シューベルトさん素敵な曲をありがとう。音楽への感謝を込めて。
解説を書く前は、「いい曲だな」「このメロディ好き」みたいに漠然と曲を捉えています。解説を書いた後は 、自分の音を客観的に聴いて評価できます。
オンライン発表会  よろしくお願いします      

万歩計さん

⚫︎ブラジル風バッハ5番
穏やかではあるが、決して止めることのできない無限エネルギーを持つ力強いイメージ。
⚫︎3つのジムノペディ
優しいそよ風ではあるが、体の表面だけではなく、体の中まで吹き抜けて癒しをもたらすイメージ。
⚫︎音楽に寄せて
これまでの人生で生じたあらゆる出来事を思い出しながら、次の人生へと力強く進み出すイメージ。
⚫︎ピカデリー
何をやってもとんとん拍子で上手くいって笑いが止まらないというイメージ。

苔ちゃんさん

⚫︎音楽に寄せて
ふと気付くと、そこには音楽があった。色々な私を、すべて受け止めてきてくれていた。音楽に「ありがとう」と感謝を込めて。
⚫︎ブラジル風バッハ
私は歌う!南国の夕日が輝く中、柔らかな風を受けながら、時に朗々と、時に情熱的に。
⚫︎ピカデリー
私はねずみ。煉瓦の石畳通りを、トーキー映画のシーンのように、心うきうきとステップを踏んで踊りながら進んでいく。
⚫︎ジムノペディ
私は大樹。何百年もここに根を張ってきた。その根元に座る若者の話を黙って聞いている。大丈夫だよ、大丈夫だよと頷きながら。

️ぺんぎんさん

⚫︎アリア
春の日中、優しい日光に照らされる海と、遠くに飛んでいる海鳥を眺めながら、女性が海辺でゆったりしている。波が時々強く打ち寄せては引いていく。
⚫︎ジムノペディ
秋の夜中、窓の外の星空をぼんやりと見ている。物思いに耽っていると段々とぼうっとしてきて、最後は眠りに落ちる。
⚫︎ピカデリー
遊園地に来た子供たちが、煌びやかな乗り物に囲まれて、何から遊ぼうか迷いながらうきうきとスキップしている。
⚫︎音楽に寄せて
よく晴れた夏の朝、心地よい風が窓から吹き込んで白いカーテンを揺らしている。爽やかな音楽をかけながら、すっきりとした気持で大きく伸びをする。

A-chanさん

⚫︎音楽に寄せて
人生の一番つらい時期によく聴いたのはシューベルトの曲でした。
この曲はその中の一つ。 幸福な時には一緒に喜び、つらくて悲しい時には、ここに一緒にいるからね、と優しく包み込んでくれる私の応援歌。 
⚫︎ブラジル風バッハ5番より
楽譜を見て最初の驚きは「ゲゲゲゲゲ!4分の5拍子?数えるのがたいへん」と否定的。でもフルートで吹き始めると新鮮な感覚に変わり、驚き 水先案内人のようなピアノの伴奏に身を任せると無機質なカウントは必要ない。メロディーが雪解けの水となって石の間を自由に流れはじめ、時には勢いのある渓流となって踊るように、時にはゆったりとした大きな流れになって、遠くの海原に向かっていく。そして、長い流れももうすぐ終わりを迎えるのだ。あたかも一日の終わりのように。
⚫︎ピカデリー
ピカデリーと聞いて私が真っ先に思い出したのは、若い頃訪れたロンドンのピカデリー広場。毎日がお祭り騒ぎ。年齢も人種も女も男も観光客もみんな関係なくストリートミュージックを楽しんだり、踊ったり。人生は楽しまなくては。
⚫︎ジムノペディ
このけだるさは何だろう。そうだこれは真夏の午後のお昼寝!じりじりと照り付ける太陽の下、時が止まったような静けさの中で寝息だけがかすかに聞こえる。力も抜けて夢の中。                     

️S.Nさん

⚫︎ブラジル風バッハ
小学生のころ、例によって秘密基地づくりに興じていたころの話です。
私たちの基地づくりは、どんどんエスカレートしていって、なぜか基地の底を掘り進み、 地球の裏側まで行こう!!という壮大な計画となりました。来る日も来る日も基地に集まりひたすら穴を掘ります。掘った土はバケツリレーで運び出し、小学生数人がすっ ぽり隠れるほどの巨大な穴になりました。
そんなある日、ひとりの男の子が急に、この計画は諦めたほうがいいと言い出しました。 呆気にとられている私たちの前で彼は、「昨日、調べてみたんだけど、日本の裏側には『ブラジル』という国があってね。。。」 と話し始めました。どんなに頑張ってもスコップだけの素掘りでブラジルまで行くのは 無理だというのが彼の意見でした。その後、穴を埋め戻したのか、放置したままだった のか思い出すことはできませんが、いつしか基地に集まることはなくなっていったことだけは確かです。『ブラジル』と聞くたびに、あの薄暗い穴のなかで聞いた男の子のはなしと、地球はとてつもなく大きくブラジルは遠く、計画は無謀だったという切ない気持ちを、今でも思い出します。
⚫︎サティの音楽
不安とイライラが今よりも、もっともっと大きかった頃、よくサティを聞いていました。それにしてもなんであんなにイライラしていたんだろう。。。
おまけ:サティを教えてくれたのは飲み友達のT氏で、T氏は、奥原先生の現代曲プログラムのコンサートに来ております。大絶賛だったことを申し添えさせていただきます。
⚫︎音楽に寄せて
「音楽に寄せて」は、人間礼賛でも、希望の唄でもないように感じますが、人間は心を通わせたり、共感しあうことができるということを思い出させてくれる音楽です。

CD CD 体験レッスン受付中! お問い合わせ お子さんの初めての楽器として 中高年、今こそ!心と頭と身体のために 働き盛りの気分転換に 子育てお母さんのチョット息抜きに 前に吹いていた方夢を再び アンサンブルを楽しみたい方 音符、リズム、苦手さんも 体力、肺活量、自信がなくても ブラス部員のレベルアップに 今月の試聴曲をどうぞ▶