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本音トーク本音トーク

2020.10.23

コンサートを終えて。その1


奥原由子

コンサートが終わり、
①発表曲の解説を書く前と、書いた後、自分の意識や演奏がどう変わったか?
②初めてのオンラインでの本番体験の感想。
この2点を、発表の終わった方から、記憶の新しいうちに、書いていただきました。


Y.Aさん

普段からレッスンで先生に『イメージが出来てから演奏すること』とアドバイスをいただいていましたが、ほとんど実行できていませんでした。頭でイメージしたつもりでも、曖昧なもので、音楽として表現することは難しいと感じていました。今回、言葉で解説を書いたことで、普段よりは明確なイメージができたと感じました。
 また、みなさんの書いた解説が興味深いものばかりで、もっともっと自分もじっくり考えてみたいなぁと思っています。

画面越しに先生がいる状況は、いつものオンラインレッスンと同じなのに、とても緊張しました!曲ごとに気持ちを切り替えするのが難しかったので、これからの課題にします。


K.Tさん


ブラジル風バッハ
実はこの曲って、バッハの音楽にある普遍的なことをもっと表現したかったのではないかと思い、自分の想像したイメージに少し緊張。 でも一人で吹くんだし、これが私のイメージだしと思い、気を持ち直して、曲の流れが変わるところで、少し間をおいて最後まで吹ききりました。
ピカデリー、ジムノペディ
ブラジル風バッハで解放されて、ちょっと気持ちが楽になり、楽しく吹けました。
 どこだって行ける、ここではないどこかへ連れて行ってくれるサティさん。
実はお客さんで来てくれたお友達(もえちゃん)こそが、サティだって吹いているときに気づきました。私もいつもよりサティのそばに近づけたのではないかしら?
音楽に寄せて
1回目のメロディーは、自分に向けて、フルートを吹ける喜び、素敵な曲を作ってくれたシューベルトさんへの感謝の気持ちを表現。 解説に書いた気持ちを表現して吹く。
 2回目の同じメロディーは、突然吹いていて、思いつき急遽変更。 聴いてくれた人への感謝。おそらくシューベルトさんも自分の音楽を楽しみにしてくれる友に向けて、 言葉で表せない気持ちをメロディーにのせたのでは?なんて思いながら、終わってしまうのが名残おしい感じに吹きました。
ユモレスク
発表会でアンコールって初めて(笑) 余韻にひたりながら、ドヴォルザークの明るいけど、ちょっと寂しげな旋律を、コンサートが終わってしまう気持ちとかさねて吹きました。

もちろんレッスン室で吹けないこと、ピアノ演奏がないのは残念。 でも、運よくわたしはお友達が聴いていて、いつもより広いスタジオを借りて、レッスン室の響きを想像しながら、演奏できて、とても楽しかったです。
 自分の力を信じて表現してたら、いつもより音楽に没頭してたような気がしました。
 久々に手ごたえを感じることができ、感無量です。


ぺんぎんさん

解説を書く前は、楽譜通り演奏することに集中し、単調な演奏になっていたと思います。曲のイメージも抽象的でぼんやりとしたものでした。
 解説を書いてからは、イメージを、映画のワンシーンの様にはっきりと思い浮かべられるようになりました。
 演奏する時の意識も自然と楽譜から離れました。自分がどんな音を出したいか、どう表現したいかを考えながら演奏できるようになりました。

対面よりは、オンラインの方が少し距離や隔たりを感じましたが、対面と同じような空気感の中で演奏することができました。
 先生もおっしゃいましたが、対面でもオンラインでも、聴く人のことを意識して演奏することは大切だと改めて実感しました。


矢車草さん

音楽は言葉以上に直接的に情動に響くのが魅力なんだから、非言語の世界を言葉にするのはどうしてなのだろうというのが、長い間の私の言い分でした。それが怠惰な言い訳とやっと分かってきました。
 言葉にするとそれが定着し、逆にふらふらした意識や気分を支えるものになるようだということ。練習の時に、どれくらい雑にやっているのかと思いました。雑と気楽さというのは違うと思うので、私の場合は言葉にすることで、その曲とていねいに向き合えるようになったのではないかと思います。
 その方が、曲を吹いた後の気分もよく、音楽の喜びに浸れます。書いたことで、いいのかなと自信がない言葉に、表明した責任のようなものが出てきて、そう思っていいのだ、それに近づけていきたいのだとあやふやな気分が固まって集中力が増すのだと思いました。いいのだと思えてくるのが不思議でした。
 今回の発表は、曲想の違う課題を吹く、曲想の違いを味わうという意味があることがとても興味深く、先生がいろいろな意図で指導をして下さっていることがあらためてありがたかったです。
 やっているつもりと、出てくるものの違いは相当あり、まるまるその時点の自分が出てくるものと思いました。嘘のない世界だなあと思います。作者の音楽への情熱を思い、聴いて下さる方を思うという境地がどんなものか、近づいていけたらと思います。
 何十年もやっていますが、音楽を聴く喜びはずっとあると思っていましたが、演奏することが楽しくて楽しくてになってきたのがこの頃か?、という感じなので、先生の深い音楽愛に包まれながら、私も音楽愛、フルート愛の世界を人生の一部にできていることがうれしいです。
 先生が拍手してくださることがうれしいやら、申し訳ないやらで、もうこの時点で、いらない「私が私が意識が」が逆説的には出ているのでしょう。お辞儀もしないで曲を始めたのも照れと恥ずかしさなのですが、それも考えたら曲にも先生にも大変失礼な状態だと思います。”演奏者”ときちんと思わないは、謙遜ではなくて卑屈な言い訳と甘えのような気がしました。

これまでの対面の発表は、吹けたらいいなという憧れはあっても背伸びしている曲をやっていたので、緊張はいつももっともっとあったように思いますし、上記のような私・私意識が大幅に出てしまい、演奏するという過剰な意識が聴いて下さる方や、曲を忘れる悪循環に繋がっていたと思うので、今回の方が一日緊張しないですみました。
 他の方たちの曲の解説を、私も面白く拝読致しました。仲間うちで発表を聴きあっていたのも、あれはあれで励みになっていたのかもしれないかなと思います。  次回、またよろしくお願い致します。ありがとうございました。


M.Yさん

最初に書いた曲のイメージで演奏しようという目標が、楽しそうにとか荘厳な感じという漠然としたものになってしまい、感情を込めて演奏するのは難しかった。

普段の練習で最後まで集中して曲を吹く事が無いので間違えたら同じ箇所をやり直す、気に入らない音が出たら途中で止まる癖が出てしまった。直前で100%の完成度のものが、発表会だと思うと全く発揮出来なくなるのはオンラインでも同じだった。


C.Hさん

先にイメージを文章化することで、どのような表現をしたいのか、そのための練習を具体的にできた気が。個人的には、意識しすぎるとそこに寄せに行くところが反省点。

私はいつもと変わらない環境でできたので、直前音出しもマイペースにできて、そのままの気分で吹けたことがメリット。デメリットはいつもと同じ環境なので、緊張感が出なかった。(いつも通りかもしれませんが)


セキセイインコさん

解説を書くことになり、「さあ、どうしましょう!」
と、文章が苦手な為、慌てましたが、色々考えるきっかけとなり、
より深くその小品について掘り下げて取り組むことができました。また、曲について多少なりとも調べたことで、その曲の成り立ちについて少しですが知る事ができ、より曲に対するイメージを明確に持ち、どのように吹きたいか考えるきっかけとなりました。
 本当に便利な時代で、簡単にいろいろな方の演奏を画像付きで聴くことができます。奥原先生の演奏以外にも何人かの方の演奏動画を拾ってきては参考に聴いてみたりしました。フルート 以外の楽器や声楽のものを聴いたりしながらここの表現はこの歌のようにしたいとか、自分のやりたい事を固める参考にしました。  今回の四曲は短めの曲なため、いわゆる自分にとっての大曲に取り組むときよりも一つ一つのフレーズを頭からどのような歌い方で吹いて、吹き終わろうかということについて丁寧に作ることができました。今後、色々な曲に取り組むために役立つであろうと期待しています。

社会情勢上やむを得ないのですが、最初は正直、接続の良し悪しで音の伝わり方が左右されると思い、音楽の習い事でオンラインレッスンとは如何なものだろうか?との思いがありましたが始まれば特に問題も無いのがわかりました。
 対面のような臨場感には欠けますがオンラインでも緊張するものですね。


K.Mさん

解説を書く前から、それぞれの曲のイメージやアイディアはあったが、先生のCDを聴いたり、ホームページの解説や歌詞を読んだり、レッスンを受けたりする中で、少し曲の印象が変わっていった。
 例えば、「ピカデリー」は、初めはディズニーランドのイメージだったが、テーマパークのワクワク感やハッピーなムードよりも、もう少し日常の1コマで、可愛らしい雰囲気のように感じ、変更した。
 実際に文章にしようとすると、思ったより時間がかかった。ただ、普段から、吹き込みたい曲には物語をつけていたので、自然な作業として、楽しんで綴ることができた。
 「音楽によせて」に関しては、英語の方が表現しやすかったため、英語で書いてから意訳した。
 書き終わってすぐは、文章を音にすることで精一杯で、楽しいという気持ちよりも、上手くいかないフラストレーションが溜まったが、少し時間をおいたあとは、自然に情景を浮かべながら音を作っていくことができた。
 初めのぼんやりとしたイメージよりも、より曲に対する集中力が増した。『解説に従う』わけではなく、吹きながら情景も変化していった

正直、対面のレッスンに比べて、オンラインでのレッスンにはあまり馴染めていなかったが、発表会は、オンラインでも普段と変わらず楽しくできた。
 聴き手・お客さんの存在を想像することによって、長年染み付いた(?)パフォーマー・エンターテイナーとしての役割が引き出され、『いかに楽しませるか』に集中できた。自分に注目してしまうと、足りない部分ばかりが目につくが、自分の持ち味を出すことに切り替えると、充足感・達成感があった。


ライチョウさん

解説を書くこと、時間はかかるけれど勉強になりました。

発表することで 一区切りつきます。それはオンラインでもできると感じましたちょとした緊張感を持って曲に向き合うことは大切だと思います。
 皆さんの演奏を聴くことができなくて残念。


苔ちゃんさん

ミニコン前;解説等を書くにあたりネットで調べたり、関連ある曲を色々聞いたりして、学びの範囲が拡がり、楽しい準備となった。
 ミニコンの時;曲のイメージをアバウトではなく、より具体的にはっきりと持つことにより、演奏中の集中度が上がった。
 気持ち良く吹けた。吹き終わり、充実した気持ちに満たされた。

先生は300人の人の前で吹いていると思ってと言われたが、私は今回、画面の先生に向けて吹くことが精一杯。でも、オンラインだからこそ実現したのかも。
 人前での本番は、いつも自分であって自分ではないみたいな心境になっているので、いざ自分の番になると、平常心はどこへやら…
「300人の前」への一歩は次なる大いなる課題ですね。


A-chanさん

解説を書く前は、曲のイメージと言っても漠然としたひとことでした。でも、解説を書くことによって、イメージはもっと具体的なひとコマの絵になり、そしてその積み重ねでストーリーができました。今は音楽でストーリーを考えるのも演奏と共に楽しい作業になりました。

ンラインでの発表は、聴く人を意識しないで演奏できると思ったのですが、あらためて演奏しようと思うと、やっぱりちょっと緊張。でも、引っかかっても、そのあとなぜか引きずらないで演奏できました。


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