2022.09.22
動作と響きの密接な関係
奥原由子
前回の「本音トーク」には、「歌う喜び、踊る喜び、聴く喜び、この三つの喜びを生徒の皆さんが享受し、爽快な気分を味わえるようなレッスンをしたいと思うのであります。」と書きました。
そして、どこから始めようかな、と考えつつ皆さんの演奏を拝見拝聴していて一番気になったのは、直立不動の動作でした。踊る喜びにはかなり距離有りです。
楽譜から目を離さず、フルートを操って、良い音で正しく吹くことに集中する。
当然動けるわけありません。
ところが、皆さんは自分で思っているより、もっとず~~っと余裕があったんですよね。
シュミッツ先生のキーワード「全ての関節を遊ばせておきなさい。」にほんの少し意識を向け、ほんの少し実践しただけで、一気に響きが変わりました。
あら不思議。メロディからも開放感が聴こえてきました。
動作が演奏に及ぼす影響力を改めて実感しました!
これは、もちろん聴いている私だけじゃなく本人もニッコリ!
このことが習慣化し、より自由にのびのびできれば、三つの喜びは全て増幅していくはずです。
繰り返します。
◉動作が演奏に及ぼす影響力、大きいです。
今週のレッスンも楽しみです❣️