今年の振り返りと発表の目標ーその１
奥原由子
12月の発表に向けて、今年１年の振り返りと今回の発表の目標を下記の３項目で書いていただきました。
①あなたの描いた「1年後の目標」の実現はどんな具合ですか？
②また、目標に掲げなかったのに、思いがけなく良い具合にマスターしたことはどんなこと？
③今回の発表では、どんな演奏をしたいですか？
①と②を踏まえて、「希望」と「できるだけハッキリとしたビジョン」を描いてみましょう。
◯投稿された方から発表します。
✴️万歩計さん
①
・腹式呼吸のコツが少しずつ分かってきました。
・自分が好きな低音は少しずつ安定して吹けるようになりましたが、低音のドはまだ安定していません。
・意識をしないと、暗譜の事をすぐ忘れてしまうので、先ずは簡単な曲の暗譜を積み重ねたいと思います。
②
・丹田を膨らませながら音を出すと、深い音が出ることが分かりました。
・バイオリン奏者・古澤さんの演奏時の姿勢の良さに感動したので、少しずつ真似をするようになりました。
③
・自分が好きな低音を更に安定的に吹けるようになること。
・高音を頑張らなくても（緊張せずに）出せるようになること。
・見た目に安定していてカッコ良い姿勢で、かつ笑顔で演奏出来るようになること。
・イメージを聞き手に伝えられるようになること。
✴️M.Iさん
①
まだまだ道半ばですが、1年前と今の録音を聴き比べると、少しづつ成長しているんだなと感じます。奥原先生のご指導のおかげです、いつもありがとうございます！
②
聴く耳が育ってきたことでしょうか。聴きたい音楽を吟味するようになりました。
③曲の中身そのものになったつもりで、感情が躍動する様を表現できたらいいなと思います。
✴️矢車草さん
①
高音を恐る恐るではなく、気持ちよく吹きたいということを目標に上げましたが、近づくことができたように思います。
②
フルートを構えた途端に、表情が硬くなるという癖をなかなか自覚もできていなかったのですが、先生が根気よく、いろいろな角度(呼吸や聴くことの重要性、イメージすること、曲の誕生や作曲家のエピソード・人生を知ることなどなど)からお話しいただいて、余計な硬さがこの頃ようやく少しずつほぐれてきたのではないかと思います。演奏する時の表情や出だしの音を、前より大事にする意識がついてきて、途中で吹きながらひとり反省会をやる癖が減り、曲の世界や音に集中できるようになってきたと思います。
③
＜かわらひわ＞ のびかやに歌いあげるように演奏したい。
＜タンバリン＞ テンポよく、思わず踊りだしたくなるような明るさと愉快さを出したい。
＜「シチリアの夕べの祈り」よりシチリアーナ＞ 苦しい中でこそ、変わらぬ大地と空と人々の歓びがあるという物語性を情熱的に表現したい。
＜鳥の歌＞ 曲の持つ哀切と郷愁を表現したい。
＜夢見る人＞ 喜びを運んでくる旋律を、やさしく奏でたい。
＜OVER THE RAINBOW＞ 虹のむこうで守ってくれている人たちに届くような気持ちで演奏したい。
＜LET IT BE> 何かが乗りうつって、もう呪文のように吹き続けてる人に見えたらいいなあと思います。
✴️M.Yさん
①
タンギングが遅いのは舌が動かないからと思っていたのに、頭が速く吹こうと思っていない事が原因だと気づいた。メトロノームのスピードを上げて音階練習したら速く吹けるようになりました。
②
・過去のレッスン曲をおさらいした時、当時は出来なくて何度も練習していた箇所が難なく吹けてしまった事。
・超絶技巧が意外と得意かも？
・低音が凄く響いて綺麗な音が出る。
③
子供の頃のように人に聴いて貰いたい、スポットライトが快感と思えるように。
曲のイメージを表現したり、感情を込めて演奏出来るよう意識を集中させたい。
✴️A.Hさん
③
・なるべく暗譜して演奏する。
・全身を使って演奏する。
・楽しい曲の時は笑い顔で演奏する。
