2019.07.11
夏休中の練習のコツ
いよいよ夏休みですね。
暑いから、短時間で省エネで効果の上がる練習がしたいですね。
現在練習中の曲にはもうかなり慣れてきているので、思ったテンポで吹き通したくなりますよね。
この時使われているのは、楽譜を見つめる目と体力。
これらが疲れるだけで大した進歩はありません。
では、どんな練習が効果的なのでしょう。
上記の二つにはできるだけ休んでもらって、頭と耳に働いてもらうことをおすすめします。
◎方法は?
❶椅子に座って背筋を伸ばします。➡️頭に血液が回りやすいと思います。
❷メトロノームをとんでもなくゆっくりテンポにセットします。➡️目が忙しくない分耳が頭が働けます。
❸2~3段づつ区切って練習します。➡️記憶に残しやすくなります。
徹頭徹尾耳を働かせて、聞こえてきた音とメロディを頭にしっかり記憶させる訳です。
◎こんなつまらないことやって貰えるご褒美は?
秋には、楽譜をボーッと見るだけで、頭が音のイメージをしっかり先導してくれるサイクルが出来上がっているはずです。
そして、ピアノ合わせも発表会も10倍楽しめること請け合いです。
では、お互い、秋には美味しい音楽の果実を収穫できるよう、心を静かに研ぎ澄まし、耳トレ脳トレに集中しましょう。
奥原由子