2019.04.01
4月の講師演奏曲について
ゴセック作曲 タンブラン
春爛漫。戸外を歩きたくなるこの時期にピッタリ。笛と太鼓で心ウキウキ、身体もウキウキ小躍りさせてくれる曲をお楽しみください。
タンブランはフランスのプロバンス地方の小太鼓です。
この太鼓を使ったり、その響きをイメージした音楽もタンブランというようです。
そのプロバンスの村祭りで、肩から掛けた小太鼓を左手で打ちながら、右手で縦笛を吹いている光景をテレビで見たことがあります。奏者は年配の方もいれば、少年もいました。凄い技ですが、見様見真似、口伝で伝承されたものなんですね。その演奏に鼓舞され、人々がトントンと踊るわけです。
このゴセック作曲のタンブランもそんな雰囲気を彷彿とさせてくれます。
でも残念ながら、私は一人二役は断念!
笛とピアノ二人掛かりで、4本の腕と20本の指を使わせていただきます。
桜吹雪などイメージして、ご一緒にステップを踏んでいただけたら嬉しいです。
奥原由子