新しいレパートリー作り開始です。
シュミッツ先生曰く「本番を意識しない練習は、意味がない。」
ということで、来春早々にまたオンライン・ミニコンサートやります。
前回の経験で、良かったことはさらに推進し、心残りは改善していきましょう。
練習の流れは、
①譜読み→②練習→③心に浮かんできたイメージや感動を、言葉にしてみて、それを書き留める→④表現を深めながら味わって楽しむ→⑤発表(他者に伝える)
こんな順序で進めていきましょう。では、一項目づつ。
①譜読み②練習
まずは当然、紙の上に書かれた音符を読んで、書いてある事を練習するのですが、「楽譜の裏側を読む。」ということも忘れずに意識しましょう。
作者の想いを読み取る、あるいは聴きとるということです。
そうすれば、吹くほどに、自然に貴方の気持ちが反応するはずですから、
③心に浮かんできたイメージや感動を、言葉にしてみて、それを書き留める。
となる訳です。
④表現を深めながら味わって楽しむ
練習の時間が、単なる反復のお稽古ではなくなります。天才が造ってくれた世界で、共感し合う心躍るひとときです。
(そして、これは私の妄想ですが、作者を生身の人間として愛おしく感じられてきます。)
こんな素敵なことは、人に伝えたくなりますよね。それで、
⑤発表(他者に伝える)
となる訳です。
⚫︎課題に出た、「ユモレスク」と「ヴォカリーズ」の表現している気分は、全く違うキャラクターですよね。でも、どちらも私たちの心への浸透力が抜群の名曲です。心を全開にして、語り合い、歌い合い、共鳴し合ってください。
奥原由子