2021.01.20
課題曲をより深く知るために。
先週の掲示板での提案、
◉課題の各曲の「表現したい魅力ポイント」を文章にしてみましょう。
の、進み具合はどうですか?
今週は、その曲達をより深く知るための音の資料の紹介です。
課題曲は、小品や短いアレンジで、巨匠達の作品の巨大な氷山の一角の一点です。これらの点々、名曲のエッセンスはたっぷり持っているとは言え、水面下の全貌を知るのは有効です。
ステイホームの時間が多くなった今、長めの曲を、じっくり聴いてみる良いチャンスです。
加えて、非常時の私たちの心が必要としている栄養を、名曲達は与えてくれるます。
そんなことで、ご紹介です。
カッコ内は、聴く時間があまり無い場合のためのもので、ゆったりテンポのメロディックな部分です。おすすめはもちろん全曲です。
モーツァルト…………ピアノ協奏曲27番(特に第3楽章)
ベートーヴェン………ピアノソナタ 「悲愴」(特に第2楽章)
交響曲第7番(特に第2楽章)
交響曲第9番(特に第3楽章)
ドボルザーク…………交響曲第8番(特に第3楽章)
ラフマニノフ…………ピアノ協奏曲第2番(特に第2楽章)
パガニーニの主題による狂詩曲(特に第18変奏)
栄養をたっぷり吸収した皆さんの演奏、楽しみにしています。
奥原由子