2021.07.02
YouTube活用法
前回多数の演奏をピックアップして紹介しましたが、今回はその活用法です。
◉鑑賞者としてだけではなく、自分も演奏者として、観たり聴いたりすることをお勧めします。
その効能は?
①作曲家への理解力が、より多面的になる。
発表されている演奏は、それぞれの演奏者たちが、作曲家たちの表現しようとしていることを楽譜から読み取ったり、文字による資料を勉強したりしての結果です。
様々な例に出会うことで、その作曲家への理解力や共感力が深まります。
結果、自分が今現在練習している曲を演奏するとき、表現したいことのイメージがハッキリしてくるはずです。
②表現したいことの実現のために、彼らがどんなふうに身体を使っているかが見られる。
CDとはそこが大きな違いですよね。
目的の表現を実現するには、道具である体を的確にコントロールすることが重要。
動作と結果を客観的に観察して、自分の演奏にも取り入れ生かしたいものです。
そしてレッスン時には。
「こんなふうに吹いてみたのですが、いかがでしょう?」
「こうしたいということがあるのに、うまくいかないのはなぜ?」
のような質問をいただけるととっても嬉しいです!
きっとお役に立てると思います。
奥原