10月からの課題
発表会が無事終わりましたね。
皆さんの「今を活き活きと生きている」エネルギーが、
熱く会場いっぱいに満ち溢れた1日でした。フーーー。
この一年の努力の成果はすごかった!
テクニック的にも、音楽の表現力も、 大きく成長された演奏を、
嬉しく聴かせていただきました。ありがとう。
仲間達自身の感想は、後日「本音トーク」でご覧ください。
さて、10月からの課題、三本立てです。
①易しい練習曲の「多読」。
英語教師でもあった夏目漱石は、易しい短編をたくさん読む、「多読」という
学習方法を推奨したそうです。
私たちもそれを応用して、易しい練習曲を気軽にさらさらと読んでみましょうよ。
まるで、日々新聞を広げた時のように。
今回課題にした練習曲集は、テクニックアップ重視ではありません。
紙に書かれた音符を、素敵な音楽にして響かせるコツを教えてくれるものです。
だから、面白くて、興味深くて、次々と読み進みたくなってしまうと思います。
これを体験した暁には、想像以上の実力がついていること間違いなしです。
②フルートでおしゃべりタイムを楽しみましょう。
易しい2重奏の曲で、お互いの言い分を聴いて、言い返して、一緒に歌う。
気の置けない至福の時を味わいましょう。
あなたの耳も、舌も、目も、指も、呼吸も、フル回転させて!
③名曲に託して、あなたの心の声を聴かせてください。
フルルの名曲集の中から、今一番好きな曲を選んでください。
それを、心から心に伝える十八番に育てましょう。
音符もテクニックも気にしないで、音で気持ちを表現したいですよね。
そんなことで、ここしばらくは大きな曲はお休みです。
この三本立てを体験して、再びチャレンジした時、果たして何が起こるか。
乞うご期待です。
奥原由子