8月の講師演奏曲について
サティ作曲 ジムノペディ
暑い上にコロナのストレス。
弱音は吐きたくないけど、キツイですよね。
こんな時はこの曲。
頭も気持ちも身体も鎮めてくれます。
「元気出せ」「がんばれ」なんて絶対言わないで、穏やかに100%の優しさで包んでくれる。
こんな音楽を紡ぎ出した人がいたなんて奇跡です。
と、改めて思います。
ありがたくお世話になりましょう。
一緒にゆったりと深呼吸させてもらいます。
ありがとう、サティさん!
奥原由子
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講師演奏曲の解説集暑い上にコロナのストレス。
弱音は吐きたくないけど、キツイですよね。
こんな時はこの曲。
頭も気持ちも身体も鎮めてくれます。
「元気出せ」「がんばれ」なんて絶対言わないで、穏やかに100%の優しさで包んでくれる。
こんな音楽を紡ぎ出した人がいたなんて奇跡です。
と、改めて思います。
ありがたくお世話になりましょう。
一緒にゆったりと深呼吸させてもらいます。
ありがとう、サティさん!
奥原由子
この曲、哀愁を帯びたメロディが、切々と心に沁みます。
先月お聴きいただいた「かわらひわ」と同じく笛のための協奏曲の第2楽章ですが、雰囲気は対照的です。
バロック時代には、「光と影」のコントラストが好まれました。
響の明暗もテンポも雰囲気も、徐々に移り変わるグラデーションではなく、キッパリと表現し分けられることが多いです。
光があるから影が、また影があるから光が、より一層ハッキリと感じられるのでしょう。
眩しいように明るい「かわらひわ」と、陰りのある心の内を語るようなこのピッコロ協奏曲、交互に聴き比べてみてください。
光と影が交差する複雑な人生を歩んだヴィヴァルディの、悲喜交々が聴こえてくるように感じられます。
奥原由子
先々月のヘンデルと先月のバッハの先輩、ヴィヴァルディの登場です。
これで、バロック3大巨匠勢揃いです。
といっても、とても一括りにはできない御三方です。作品も生き方も全く、全然違う!でも共通項は、温かな人間愛と、音楽への熱々の情熱。
今回お聴きいただく曲は、天才からの「清涼剤」の贈り物。
短い中に、「気持ちの良いイメージ」がいっぱいに詰まっている。
明るい光、爽やかな空気、清らかな水の流れ、緑のそよぎ、喜ばしい小鳥の声、それらに包まれた満ち足りた幸福感、などなど。
色々ゴツゴツしたものに出会ってしまう現実。
一時でも良いから、「これ以外何が必要なの?」という程に気持ちの良い世界に潜り込みたい。
この曲は、その世界に連れて行ってくれる。
おすすめです。
そして、私の演奏で表現しきれてない分は、皆さんのイマジネーションで補って聴いてくださればと思います。
奥原由子