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モーツァルト作曲

フルート四重奏曲第1番 第3楽章

CDアルバム“春の歌”より
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2018.12.01

12月の試聴曲について

モーツァルト作曲 フルート四重奏曲第1番第3楽章

11月の第2楽章に続く第3楽章です。

第2楽章は、?マーク付きの語尾上げのようなメロディで終わりましたが、第3楽章は、先月の予告通り明るい旅立ちです。

途中ちょっと後ろを振り返りますが、快調な足取りは終始止まりません。
まさに「走る悲しみ、涙は追いつけない。」です。

中程、フルートとピアノ両方で「ぴょーーん、ぴょーーん」とジャンプするような音形が重なり合うように繰り返されます。
胸いっぱいに、“明日”を深呼吸をさせてもらえるようで、私、そこが大好きです。

12月5日はモーツァルトの命日です。
後世に希望、慰め、励まし、喜び等々、素晴らしいものを計り知れない程たくさん残してくれた天才に想いを馳せたいと思います。

この曲が、皆様の2019年への出発の応援曲となりましたら幸いです。
今年も一年ご清聴ありがとうございました。

奥原由子

2018.11.01

11月の試聴曲について

モーツァルト作曲 フルート四重奏曲第1番第2楽章

先月の第一楽章に続く第2楽章です。
憧れの人の窓辺でギターを爪弾きつつ歌うセレナード風。

就活不成功のマンハイムで、失恋までしてしまったモーツァルト。
人恋しさが切々と伝わってくるこの曲は、なんとも美しく、そして悲しい。

CDを録音する際、皆さんに繰り返し聴いていただくものだから、できるだけ明るく響かせたいと頑張りました。
でも、ダメでした。
一瞬の光明はあるものの、悲痛な訴えは消せませんでした。

日も短く肌寒くなってきたこの時期に、恐縮ですが一緒に泣いてください。
これもカタルシスと受け止めてもらえたら嬉しい。
涙が悲しみを洗い流し、希望へと向かわせてくれること請け合いです。
何たって「走る悲しみ、涙は追いつけない。」ですものね。

どんな困難も跳ね返し、全速力で走り抜いたモーツァルト 。
来月はこれに続く第3楽章をお聴きいただきますが、見事な気持ちの切り替え、明るい旅立ちを乞うご期待!!!
ということで。

奥原由子

2018.10.01

10月の試聴曲について

モーツァルト作曲 フルート四重奏曲第1番第1楽章

颯爽と希望に満ちて、まるで白馬に跨がり飛び立つよう始まります。
明るく若々しい息吹にあふれる名曲ですが、幸福な状況下で作曲されたものではないのです。

21歳のモーツァルトは、故郷を飛び出し就活の旅に出発します。
まず向かったのはマンハイムの宮廷。かつては神童を熱烈歓迎したのに、大人になった天才は受け入れません。誰よりも才能溢れる若者に、この後次々と降りかかる試練の始まりでした。

次の街に行く旅費も無くなった時、アマチュアのフルーティストから来た注文に応えて作曲したのがこの曲です。神の采配でしょうか、私たちにこの宝物をお恵みくださり感謝感謝ですよね。

後に伝記作家がこの曲を
「走る悲しみ、涙は追いつけない。」
と表現しています。

明るく喜ばしく軽快に走るこの曲ですが、途中暗い谷間に直面し、思わず「うーん」と呻き一瞬歩を止め、「どうしよう」と天を仰ぎます。しばらく躊躇しますが、思い直して何事も無かったかのように再び明るく走り出します。

涙をビュンビュン吹き飛ばしながらも走り続けるようなこの曲は正に
「走る悲しみ、涙は追いつけない。」
印象的なこの表現を、後に小林秀雄がシンフォニー40番のこととして紹介して有名になりましたが、実はこの曲のことだったんです。

悲喜こもごもの人生を、立ち止まりつつもトボトボと歩み続ける私たちに、
「ま、とにかく明日に向かって一緒に進もうよ。」
と前向きで爽やかなエールを送ってくれる曲です。

奥原由子

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