2019.11.01
11月の講師演奏曲について
ベートーヴェン作曲 セレナードop.41よりアレグロ
ベートーヴェン と言えば、気難しい変人というイメージありませんか?
でもそれは、当時からのデマや、捏造された最初の伝記由来の偏見と誇張が、後何世代にもわたって受けつがれてしまったものだそうです。
周囲の人々の証言や手紙などから、徹底した自由人で物言いはあくまで率直だけれど、温かく気さくで人懐っこ人物像が明らかにされています。
例えば、彼を慕う若い音楽家達とワインを飲みながら、音楽でしりとりゲームを楽しんだりもしたというような。
今月のセレナードは、そんな和気藹々とした情景を彷彿とさせます。
今で言うアップビートのリズムを多用したノリの良い曲です。
フルートとピアノの軽妙な掛け合いに、皆さんも参加して口ずさんでみてください。
奥原由子