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講師演奏曲の解説集講師演奏曲の解説集

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2016.11.01

11月の講師演奏曲について

ブラームス作曲 「ハンガリー舞曲第5番」

日に日に秋も深まり、人恋しいこの時期に聴きたい曲です。

国家にも宗教にも縛られず、自由に生きるジプシーの人々。
彼らが主人公の音楽は、喜怒哀楽をおおらかに歌い、踊るもの。
封建的な社会で、息を詰めて暮らすヨーロッパの人々を魅了しました。

一方ブラームスの音楽は、
「現実にここには無いけれど、こうあって欲しい。」
という憧れを、情熱的に切々と訴えかけてくるもの。

そのふたつの音楽世界が一つにとけあって、不朽の名作が生まれました。

希望の光を感じさせ、心を解き放ち、のびのびと踊らせてくれるこの曲は、当時大ヒット。

そして時を隔てた現代も、
生きる喜びが溢れる踊りの輪に、私たちを力強く巻き込んでしまいます。

両腕を大きく広げて、「さあ、おいでよ!」と。

奥原由子

2016.10.01

10月の講師演奏曲について

モーツァルト作曲 「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」

暑い時期、心身のほてりを冷ましてくれる音楽をお聴きいただきましたが、
今月はエンジンを掛け直してくれるような曲です。

モーツァルトといえばこの曲。一度聴いたら忘れられない軽やかなリズムに乗せた、シンプルで親しみやすいメロディ。

でも専門家によると、楽聖晩年の一分の隙もない曲だそうですよ。

晩年と言っても、たった36年の人生ですがね。
それも天国と地獄を行き来するようなものだったようです。

皆さんのモーツァルトはどんなイメージの人ですか。

これは私のイメージ。
普通の人には考えられない程の困難をはねかえしつつ、
明るく、前向きに、誠実に、ビュンビュンと駆け抜けた人。
それも、何ものにもとらわれない高い誇りと、優しい思い遣りを併せ持ちつつ。
そして人並み外れた感性が、体験し感じ取った全てを、率直に音楽で表現できたことは奇跡のようだと思います。

この曲は、そんなモーツァルトの人となりそのもの、音で描いた自画像のような音楽だと感じています。

こんな風に、思い入れたっぷりに言葉にするとゴツゴツしてしまう内容を、モーツァルトはこの上なくスッキリとした音楽にしてしまう。 凄い!

清々しい晴朗さが響き渡ります。

奥原由子

2016.09.01

9月の講師演奏曲について

ラヴェル作曲 「亡き王女のためのパヴァーヌ」

7、8月は今年生誕150年のサティの曲をお聴きいただきました。
今月登場のラヴェルは子供の時、お父さんに連れられて、サティがピアノを演奏しているパリのカフェを訪れたそうです。
子供が好きだったサティと、多感な少年の出会い。
世代を超えて天才から天才へ、どんな電流が流れたんでしょうね。

ラヴェルは昼、穴を開けて星に見立てた雨戸を閉めて休み、
夜に作曲した人だそうです。

以前、彼がシャム猫を抱いている写真を見たことがあります。
私もシャム猫と暮らしたことがあるのですが、夜中に机に向かっているといつも手伝ってくれました。(時々船を漕ぎながら)
私のイメージですが、あの写真の猫もきっと、夜型の彼の作曲を 手伝っていたんだと思います。

ここからは、もっと私のイメージ。
この曲は、目を閉じると満天の星空を見せてくれます。
そして、星になってしまった、今は亡き大切な生命達が、
明るく輝いて、微笑みかけてくれるように感じさせてくれます。

小さな曲の中に広がる、大きな宇宙空間と懐かしい時空間!

ところであなたが、
あなたの大切な「亡き王女」達と出会えるのはどんな曲ですか。

奥原由子

2016.08.01

8月の講師演奏曲について

サティ作曲 ジムノペディ

7月に引き続きサティの名曲です。

あくまで優しく穏やかに聴くものを包み込んでくれる。

これが良いとか、あれが良いとか、どうしろこうしろとか、
そんな風には何も決めつけないし強要しない。
こんなことってあるのかな、って思うくらい。

あるんですよ!それがサティ。
ただ静かに思いやりに満ちた音楽を奏でてくれる。

近年益々夏は暑い!
せめてひととき、こんな音楽で心身のほてりを静めたいですよね。

先月の、ピッコロで軽やかに「ピカデリー」とは反対に、
しっとりとバスフルートで吹いてみました。

奥原由子

2016.07.01

7月の講師演奏曲について

サティ作曲 ピカデリー

その並外れた純粋さ一途さのためでしょうか、天才たちの中には周囲とのすり合わせが上手でない人がいるようですよね。サティもその一人。
その上彼はビジネスの才も皆無で、貧しく、でも毅然と孤高に生きた人でした。

そんなサティですが、近所の子供達には心を許していたそうです。
共通項は、無垢で繊細な心でしょうか。

奇人変人の見掛けと、紡ぎ出された音楽の人なつっこさのギャップ!

彼の音楽は聴く者の心から、
「頑張って生き抜かなければ。」を溶かし去ってくれる。

「一緒に散歩しようか。」と、誘ってくれるかの「ピカデリー」、
ピッコロフルートで吹いてみました。

奥原由子

2016.06.02

6月の講師演奏曲について

ヴィヴァルディ作曲 協奏曲「かわらひわ」より第2楽章

小鳥たちの声の率直な響きは、私たちの心の中にもストレートに飛び込んできますよね。
いつでもどこでも、お天気が良くても悪くても、気持ちをパーッ、と明るくしてくれる。

そんな声を、ヴィヴァルディはこんな素敵な音楽で讃えています。
私たちの心の窓を、自然に開け放ってくれる音楽だと思います。

ムシムシジメジメの季節がやってきますが、この曲でひととき、
気持ちをカラカラッ、と除湿していただけたらと思います。

奥原由子
2016.05.02

5月の講師演奏曲について。

ビゼー作曲メヌエット「アルルの女」より

明るく温かでのびのびとしたメロディが、フルートの音色にぴったりですよね。
それが優しくポロロンポロロンと爪弾くような伴奏に乗って流れるのはなんとも魅力的。

この曲が吹きたくてフルートを始めたという方、とても多いようです。実は私もそのひとりです。

私がこの曲に出会ったのは小学生の時。どこのだれのなんていう曲かも知らず、フルートなんて見たことも無いのに、スピーカーから流れ出した響きにすっかり夢中になってしまいました。レコードがすり切れる程くりかえし聴き、真似て縦笛で吹いていました。これがきっかけで後に、両親自身も見たことも無いフルートを注文し買ってもらいました。 以来、何を見るのも聞くのも学ぶのも、人との出会いさえもフルートに導かれて、という人生になってしまいました。

おだやかな語り口なのに、心にまっすぐ届いて揺り動かしてくれる。この感じ、言葉で言い表す事なんてできませんよね。名曲!!!

奥原由子
2016.04.01

4月の講師演奏曲

ドボルザーク作曲 ユモレスク

3年のアメリカ滞在後、ドボルザークはチェコに帰国します。そんな折、田舎を気持ち良く散歩していた時、このメロディは湧き上がってきたそうです。

彼には、人間、大地、木々、等など万物の内なる声が聴こえたのではないかと思っています。
そして、それを音楽に表現できた人だと。
おかげで、彼の音楽を通して私たちは、それらの声を聴くことができると。

青葉若葉の季節になりました。歩く時、深呼吸しながらこのメロディを口ずさんでみてください。
(声には出さなくても。)
きっと、ニコニコしたくなる幸福感が心の底から立ち上ってきますから。

奥原由子

2016.03.10

3月の講師演奏曲について。

《無言歌集》の中の最も親しまれている1曲です。
文字通り歌詞は無く、音だけで春の情景や、うきうきした気分が表現されています。

私の故郷、“早春賦”の書かれた信州・大町の春と、音楽修行に出かけたベルリンの春は似ています。
メンデルスゾーンもこのベルリンで活躍した人ですから、同じ春の喜びを味わったのだと思います。
長く寒く暗い冬の後、突然圧倒的な春がやって来ます。キラキラしたまぶしい日ざしと共に、新芽が萌え出し、つぼみは一斉に花開きます。

メンデルスゾーン自身は、短くも美しい春のように38才の若さで急逝しましたが、彼が魂をこめて残した響きは、永遠にいつでも、私たちを春の空気、香り、で包み込んでくれますよね。

2016.3.10 奥原由子

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