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2023.06.28

メトロポリタンオペラビューイングのこと

奥原由子

コロナ禍で遠ざかっていたメトロポリタンオペラビューイングでしたが、仲間の矢車草さんが、6&7月はモーツァルトの初演があることを教えてくれました。
急いで調べたら、指揮者はなんとアルト歌手のシュトゥッツマン!
古谷先生と私は長年彼女の大ファンで、来日コンサートやCDで感動させてもらっていました。
近年古楽器のアンサンブルを組織して、指揮をしながら歌っていたのをNHKテレビで観て驚いていたのですが、今回はオペラの監督と指揮!

興奮して皆さんに話しまくっていたら、仲間のjellyfishさんが素晴らしい情報を送信してくれました。
YouTubeでシュトゥッツマンが指揮をしながらバッハのマタイ受難曲のあの名曲を歌っている映像です。

Nathalie Stutzmann - Recording Bach aria "Erbarme dich"

ぜひ観てください。
この曲、皆さんも吹いたことありますよね。

YouTubeでは、「オンブラマイフ」その他色々観られます。

6月の「ドン・ジョヴァンニ」は私の嫌いな曲。
7月の「魔笛」は大大大好きな曲。
どちらもシュトゥッツマンがどう表現してくれるか期待が膨らむばかりです。

特に「魔笛」はフルート好きは必見です。私達がどうして笛の音に惹かれるのかモーツァルトが教えてくれます。

久しぶりの大きなワクワクです。

今回貴重な情報を教えてくれた仲間のお二人をはじめ、長年お付き合いしている皆さんと、大切に思っているものの価値観が共有できていることが感じられるのは本当に嬉しいです。
ありがとうです!
2023.04.13

再び音階とアルペジオと半音階

奥原由子

ショパンに色々な角度からアプローチしてきました。
皆さんの演奏を聴かせていただいて気付いたことです。
♯や♭の数が多い調子の曲は、意識が楽譜から離れてイメージの世界に行きにくそうだということ。

もったいないですよね。

耳タコでしょうけど、その調子の音階、アルペジオ、半音階の練習を重要視することをお勧めです。
習慣を通り越して、中毒することを強くお勧めします!

せっかくの音楽を味わう瞬間を邪魔されたくないですよね。
そのための技です。
一旦身についてしまえば、以後当たり前に使いこなせます。
目指すところは、無意識に指が動くようになることです。

確かに、音楽を楽しんでいる気分にはなれないですよね。
その上、反復練習しか道はありません。
ですが、頑張りをはるかに上回るご褒美がどっさり待っています、本当です!

ご褒美の例
まず音階練習は、
・目を使わないで吹けるから、私は好きです。
 景色を見ながらの快適な散歩みたいです。
・呼吸が深くなり血行が良くなるから、頭も心も身体もスッキリ爽やか!
そして曲を吹くとき
・音楽に浸れます。
・レパートリーも広がります。

課題曲に慣れてきた今だから!今こそ!です。
効果はテキメンに実感できるはずです。

レッスンでは、この基礎練習を曲中の各部分の表現と結びつけていきます。
備えてください。

新境地到来を期待して!!!
2023.03.31

課題のショパン3曲を3色に演じ分けてみましょう。

奥原由子

ショパンへの熱い思いをあれこれ語り過ぎちゃったかも、と反省しています。
皆さんも色々調べて勉強したように、ショパンの音楽は、彼の過酷な人生から生み出されたものです。
私達がどれほど身につまされても、表現するのは大変なことだともわかってきましたよね。

そこで練習として、客観的に、課題の3曲を3色に色分けして演じてみてはと提案します。

例えば、
作品9の2のノクターンは、温か色。
バリエーションは、喜び色。
遺作のノクターンは、哀しみ色。

または、画家がキャンパスに描くように色を置いてみる。
それをジーーッと見つめて、気に入るように塗り重てみる。

または、声優のようにキャラクターをイメージした声色で演じてみる。
それにジーーッと聴き入っては吹きを繰り返し、納得の響きを探っていく。

等々、試してみてください。
このように、自分自身が立ち上らせた響きを聴きながら何回も吹くことが大切。

そうしているうちに、フレーズの端々に、私達の彼への共感がきっと滲み出てくると信じましょう。

ショパン、現れてくれるかも!呼び出しましょう!!
2023.02.23

イメージを響かせ、耳を澄まして聴いてみましょう。

奥原由子

ショパンの名曲が課題になっています。
先々週は、音階、アルペジオ、半音階をその曲のメロディとしてイメージして練習しましょう。
でした。
先週は、①画像や音で勉強し、②作者や作品のことも勉強しましょう。
でした。

どんな音楽が立ち上ってきていますか?

☆☆☆そして今週のポイントは、
これまでの勉強と練習の過程で育ってきたイメージを、心のより深いところで自分自身の気持ちと結びつけてみましょう。
そして、そのイメージが実際響として立ち上っているか、耳を澄まして聴いてみましょう。
です。

私自身、以前ショパンを「昔の遠い国の天才作曲家」としてくらいの距離で捉えていました。
でも、昨今見聞きする世界の情勢で一気に変わりました。彼の声がリアルに心に伝わってきたように感じています。

音楽修行のため国を出た途端に、故郷は戦禍に見舞われ、生涯二度と帰れなかった青年。
彼の心情を思うと、作品の底に常に流れている「哀しみ」の正体が見えてきたような気がします。
これまで神経質過ぎると感じていた「怒り」や「焦燥感」も納得です。

◯さて課題曲に戻ります。
まず、ノクターンop.9の2
夢見るような甘いメロディ。彼は何を想っていたのでしょう。
心安らぐ愛?郷愁?明るく温かな思い出?
等々ご自身のイメージを言葉にしてみてください。
そしてその「想い」が響きで表現されているか、耳を澄まして聴いてください。

次に、バリエーション
テーマはロッシーニのオペラ「シンデレラ」のアリア。
不幸な境遇で育った娘が、その優しく思いやり深い誠実さを見出され、王子の妻に迎えられる。
「困難は全て過ぎ去り、素晴らしい世界が始まった!」
という喜びに満ち満ちたアリアのイメージが4種類の変奏で表現されています。

私達誰もが夢見る理想の世界。ショパンも心底渇望したに違いないですよね!
とびきりの、若々しく瑞々しく足が地につかないような喜びを表現したいですよね!!!

最後、遺作のノクターン
ショパンの取り繕いのない赤裸々な「哀しみ」。
ピアノの巨匠達が引退のプログラムの最後に選ぶのを聴きました。
あまりにも「辛い」曲です。
この上なく美しい曲なので、一応紹介しましたが、今取り組むかどうかはご自分で決めてください。自由選択です。

☆☆☆そんなことで今週のポイントは、
「想い」が本当に音として響いているか「耳を澄まして聴いてみる」です。

今回なんだかいつもより私自身のイメージを混入させてしまったようですね、失礼。
それはさておき、皆さんとショパンのコラボ、期待してます。
2023.02.16

課題曲の資料

奥原由子

ショパンの名曲が課題になっています。

①画像や音で勉強
YouTubeで見聞きできる演奏例を書いておきます。
イメージを作るのに役立ててください。

それを元に描いた貴方のビジョンを、次回のレッスンで語ってください。
各曲、一言で、または一つの形容詞や名詞でもOKです。
実現できるよう、お手伝いします。

ノクターンop9の2
これは、私の好みでルビンシュタインを選びました。

『古い録音(1956~1965)は音が良い』⑨~ショパン/夜想曲(ノクターン)第2番/アルトゥール・ルービンシュタイン(1965年録音)

ロッシーニの主題による変奏曲

ショパン: ロッシーニの「シンデレラ」の「悲しみよ去りゆけ」による変奏曲 ホ長調(編曲:N. メルツ)[ナクソス・クラシック・キュレーション #かわいい] "La Cenerentola"

上記の曲の元になったオペラのアリアです。
一番「シンデレラ」のイメージに近いものを紹介しておきます。

Nacqui all'affanno... Non più mesta: Frederica von Stade

②作者や作品のことも勉強
ショパンやロッシーニのこと諸々や、これらの作品のことを勉強しましょう。
ネットをフル活用してください。

関連することを知れば知るほど、彼らが近付いてきてくれます。
そして、貴方に何を表現して欲しいかが聴こえてくると思います。

では、期待してます。
2023.02.09

音階&アルペジオ&半音階練習の効用

奥原由子

新しい課題曲を聴かせていただいています。
皆さん、魅力的なメロディは心地良さそうに吹いています。
が、音形が音階やアルペジオになると、途端に顔の表情が読譜モードに変わり、息が無機的になり、したがって響きが無表情になってしまう。
その変化は、天と地程!あ〜〜残念!と感じます。

意識を変えましょう!

☆☆☆重要なポイント
細かい音符で書かれた音符も、ゆったりしたメロディと同じく、作者が伝えたいメッセージです。
しっかりキャッチして、表現したいですよね。

◯では、練習の手順を具体的に。

今日吹こうかな、と思った曲の調子の音階とアルペジオを練習します。
・暗譜でゆっくりと、その曲のイメージの響きで、曲中のメロディを吹くように始めます。
・意識と指に馴染んできたら、徐々にテンポを上げていきます。
 
テンポの上げ方です。
・口でドレミを言ってみる。
・その通りの速さで吹いてみる。
・どんどん早口にして、意識と指がついていく。
が、おすすめ。

半音階は音階上に一つしかありませんが、その調子の主音から主音までを切り取って、2オクターブ上下してみます。
・オクターブ内の12個の音を3組に分けて、4個づつ意識すると把握しやすいです。
・この時、指がスムースに移行しない部分に気がついたら、その部分だけ切り取って反復練習するのがコツです。

◯もう一度繰り返します。細かな音に託した作者の気持ちをぜひぜひ表現したいですよね。
その曲がますます好きになり、作者ともっともっと親しい友達になれると思います!
2022.12.07

今回の発表の良かったこと&次回の希望

奥原由子

素晴らしい発表が次々と展開されています。
とっても嬉しく聴かせてもらっています。

◯せっかく良い演奏をしたのに忘れてしまったら残念です。
なので、記憶の新しいうちに書いておきましょう。
①今回良かったこと。
②次回発表に実現したい希望。

また「本音トーク」に掲載して記録しておきますので、メールで投稿してください。

◯気分が乗っている今、次にマスターしたい曲の希望が見えてきていますよね。
それもお知らせください。しっかりサポートしますので。

◯次回の共通課題曲は、ショパンの名曲です。お楽しみに。

◯もちろん、呼吸、タンギング、音階などの基礎練もニコニコ楽しく続けましょう!
2022.10.27

今年の振り返りと発表の目標

12月中に今年の締めくくりの発表をしましょう。
私は、この1年の皆さんの上達は著しいと感じています。
だから、とってもとっても楽しみです。

◯曲目は、最新の課題曲からでも過去の課題曲からでもお好きなものをお好きなだけ選んでください。

◯それに先立ち、今年初めに投稿した「一年後の目標」を読んでみてください。そして、次の3つの項目で投稿してください。

①あなたの描いた「1年後の目標」の実現はどんな具合ですか?

②また、目標に掲げなかったのに、思いがけなく良い具合にマスターしたことはどんなこと?

③今回の発表では、どんな演奏をしたいですか?
①と②を踏まえて、「希望」「できるだけハッキリとしたビジョン」を描いてみましょう。

◉積み重ねた努力の結果を喜ばしく響かせるのには、このプロセスはとっても大事です。
実現しなかった目標は潔く来年に回し、「今できること」を十分に生かして、「できるだけハッキリとしたビジョン」を描いて練習しましょう。

◉もうひとつ、発表目前のこの時期は、練習時に緊張して、本番ではのびのびをお勧めします。

「聴く喜び」を一緒に味わいたいです!😊😊😊

奥原由子

2022.09.16

全身を使って

課題曲、大分吹き慣れてきたようですね。
「楽譜を読む」と「フルートを操ってメロディを描く」を練習しました。 ここでトライしたいのは、この二つに使う意識をできるだけ多く「立ち上った音楽を聴く」に振り向けること。
そうして実際聴こえてきた音楽が、自分が表現しようとしていたものか確かめたいのです。

前回の掲示板で各曲の表現の方向を提案しました。
加えて、皆さん自身の思い入れもあるでしょう。
どうですか?大満足ですか?

もし、もうちょっと色濃い表現が欲しいな、と思ったらチェックしたいのは身体の使い方です。

皆さんの演奏姿を拝見していて思うのは、全身が活用されてないな、ということ。
シュミッツ先生のキーワードに、
「全身全ての関節を遊ばせておきなさい。」があります。
私自身もはじめは「それよりもまず曲を仕上げなきゃ。」と思っていました。
でも少しづつ、動作と演奏の結果には密接なつながりがあることに気付きました。後に出会った“メンタルトレーニング”や“アレキサンダーテクニック”のメソードでも重要視されていることを知りました。

◯そんなことで、今回の提案です。
まず、課題曲から吹き慣れた曲を選んでください。
そして、表現をよりパワーアップしたいなと思ったら、動作と響きの関連を意識してみましょう。 ちょっとだけ、ゆらゆらと重心移動しただけで変化が聴こえてくるはずです。
先週アップした「本音トーク」も参考にしてみてください。

次回もレッスン、ルンルン楽しみましょう💃🕺

奥原由子

2022.08.24

課題の取り組み方その2

玄関を一歩出れば、呼吸が自然に浅くなってしまう状況ですが、エアコンと名曲のおかげで気持ち良く深呼吸できるのはありがたいですよね。

◯課題曲、かなり吹き慣れてきたでしょうから、各曲の表現の方向を提案してみます。

⚫︎レット・イット・ビー
 「現実には色々大変なことがあるけれど、必ず良くなるよ。希望を持って進もうよ!」といった明るい響きと、前向きで軽やかなリズムで表現したいですよね。
⚫︎オーバー・ザ・レインボー
「虹の彼方の空は青く、信じた夢は全て実現するよ!」
これはもう、大空の彼方に向かって“オープン”な響きで歌うしかないです。
冒頭のオクターヴや繰り返し出てくる6度の跳躍が表現のキーです。中間のゆらゆら漂うような音形でアイドリングして、後半さらに遠くまで響かせてください。
⚫︎さんぽ
 前後左右何もお構い無く、とにかくニコニコ大きく腕を振って歩く!を表現。
3才?4才?5才?お好きな歳を選んでイメージしてください。

⚫︎タンブラン
 とにかくテンポをアップしたいので、細かい音はカットです。
演奏している本人も聴き手もノリノリで踊りたくなるような、速さとリズムを目指しましょう。

⚫︎ヴェルディのシチリアーナ
 「今を生きる喜び」を表現したいです。一音一音、全ての音を生き生きと輝かせたいです。
また、前半のe-mollと後半のE-durのキャラクターの演じ分けもポイントです。

◯各曲のイメージをできるだけハッキリと描いて、それを実現できるよう練習してみてください。
レッスンでは、表現をより色濃くさせるための具体的な技術のポイントをアドバイスしていきたいと思いますので。

奥原由子

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