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2022.01.13

課題曲で目指すポイント

今回の課題曲、J・シュトラウスの2曲の練習ポイントです。

①曲の持つ明るく喜ばしいキャラクターを表現できる響きのイメージを意識して吹いてみましょう。

②その響きを生かして、横隔膜とタンギングのコンビネーションで、歯切れの良さとクリアな響きを併せ持った発音やスタカートで、溌剌とした生命力の表現を目指しましょう。

そんな演奏のイメージ作りですが、オーケストラや名歌手たちの歌唱を参考にするのをお勧めします。

◉Lucia Popp - Frühlingsstimmenwaltzer (Voices of Spring) - filmed in 1965

◉J. Strauss II: Voices of Spring, Op.410 (Frühlingsstimmen) - Die Lerche in blaue Höh' entschwebt

◉Tritsch-Tratsch, Polka - 2012 New Year's Concert Vienna / Neujahrskonzert Wien HD

◉Tritsch Tratsch Polka – André Rieu

テクニック的なことはレッスンで一緒に試していきますが、イメージは作っておいてください。

貴方の、コロナなんか吹き飛ばすような勢いの演奏、待ってま~~す。

奥原由子

2021.12.16

年末の課題

発表が始まっています。
作者個々の色々なスタイルで書かれた曲を、様々な方向から読み解き、練習してきました。
そして作者が曲に託した気持ちと、自分の気持ちを重ね合わせたものを、聴き手に届けましょう。
というのがポイントでした。

私は、「なかなか良い感じ。」と、嬉しく聴かせてもらっています。
が、本人は良くやったという満足と共に、心残りも感じていらっしゃるようです。

◉そこで、課題です。
記憶が新しいうちに、次の2点を文章にしてメールください。
内容は、テクニック、表現力等々なんでもたくさん盛り込んで。

①1年後に実現していたい目標
②3年後までに実現していたい目標

目一杯大風呂敷を広げてください。
これは、私への課題となりますから。
なんとしてでも目標地点までたどり着けるよう、サポートします!
「心残り解消」請け負います!

奥原由子
2021.12.09

作者と貴方の喜ばしいコラボを

多方面からアプローチし、仕上げてきた名曲。今週からいよいよ発表ですね。

◉今回のポイント
「フルートを習っている生徒が、出された課題曲を、先生の前で慎重に吹いている。」という風ではなく、

「作者の気持ちに共鳴し、是非皆さんに聴いていただきたいので演奏します。これは私の喜びで、皆さんにも喜んでもらえたら嬉しいです。」
という演奏を目指しましょう。

時代の様式、作者の人物や作曲の作法、それが具体的に楽譜にどう表れているか、等々勉強してきました。
もう作者は、貴方にとって共感できる親しい友になっているはずです。

だから、現在の自分の技術の不足なんかお構いなしで、ひたすら愛を込めてデュエットするしかないですよね。

そんな演奏、熱烈歓迎で待ってま~~す!

奥原由子
2021.11.26

まるで自作のように語りたい。

◉前回までの成果
課題曲の作者のことを勉強し、共感し、好きになってきました。
なので、それぞれの曲の、一つ一つのフレーズ、そして、音符一粒一粒が、何を語っているかが聴こえてきました。

そこで、シュミッツ先生の教え、「一音一音で何かを語りなさい。」
をやってみたくなったというわけです。

そして、それを実現するために、“息と舌”に注目して練習しましょう。
でした。

◉今回のポイント
そこまで辿り着くと、シュミッツ先生の次の教え、
「この曲は、今私の心から立ち上り、皆さんに伝えています。」
ということが実現するわけです。

是非体験したいですよね。できます!
実現の鍵はまず、①「是非これがしたい!」願う意識です。

そして、②「語りたいことが本当に聴こえてきているか聴くこと。」です。

練習するとき、このをいつも意識しましょう。
楽譜を見つめることと、吹くことだけに夢中になっていると、耳が休んでしまいがちですよね。
せっかくの“音楽味わいタイム”なのに、もっ、たい、ない!です。

◉もうすぐ発表です。
今現在不足している技術は棚上げしましょう。
本番中、不足を意識するのは最も残念なことです。
本人だけでなく聴き手も心配させてしまいます。
その上、できることもできなくなってしまう。

迷わず、今あるもので、気持ちを込めて語りましょう。
その音楽は、必ず聴き手の心に届きますから。

キーワードは、「彼の気持ちは私の気持ち」です。
作者に対する“愛”ですかね。

奥原由子

2021.11.19

表現力豊かな“音”を“息と舌”で

◉前回までのポイント
書かれた音符をなぞるだけではなく、楽譜の奥にある作者のメッセージを読み取りましょう。
というものでした。
具体的な学び方の方法は、前々回の4っつのポイントと前回の2つのポイントを読み返してみてください。

◉そして今回のポイント
これまでの学びや練習で、表現したいことのビジョンがはっきりしてきましたよね。
さて、そのビジョンを実現するのはもちろん“音”
その音作りのキーパーソンは“息と舌”です。
自明のことですが、指ではありません。

“音”で思い出したいのは、シュミッツ先生の教え
「一種類の美しい“音”があればそれで良いのか?」です。

それぞれの曲の、一つ一つのフレーズ、そして、音符一粒一粒。
「“一音一音”で何かを語りなさい。」だそう。

ウーーン、千変万化、あらゆることを表現できる“音”を持ちたいです!!!

今回課題の名曲中の名曲達。
色々勉強して、練習してきました。
それで膨らんだ夢を響かせる時が来ました。
“息と舌”に意識を集中して、イメージの“音”を作り、語り、描き切りましょうよ。

お手伝いするのがワクワク楽しみです。
奥原由子
2021.11.11

読み取り&表現様々

◉前回のポイント
楽譜を正確に読み演奏することは大切。
でも、それだけだと棒読みのような演奏になってします。
作者が音に託したメッセージを表現するためには、次のような4っつのポイントを勉強することがお勧めです。

①質の高い様々なジャンルの演奏を聴きなさい。フルートだけでなく、様々な楽器やオペラなど声楽も。
②絵画彫刻などの視覚芸術を観なさい。
③書物を読みなさい。
④自然からも学びなさい。(緊張と弛緩の繰り返しや、心地よいゆらぎ等々。)

というものでした。

◉今回のポイント2つ
①これは前回も書きましたが、上記のような勉強にプラスして、私は自分がこれまでに感じたことや体験を重ね合わせるのが好きです。
これは好みの問題かもです。
私情を挟まない、客観的な表現も有りなようですから。
両方試してみてください。

②これは好みではなく、共通課題です。
時代により、様式により、作曲家により、曲により、書かれている楽譜そのものも読み取り方が違います。
今回の課題曲の、ドンジョン、サティ、ドビュッシー、ラヴェル、それぞれの楽譜から語り口の違いを読み取り、表現することを目指しましょう。

前回からのポイント、①質の高い様々なジャンルの演奏を聴きなさい。でもかなり参考になりますが、自分で読み取れば作者の声が直接聴こえます。
一緒に具体的に試していきましょう。

ということで、「芸術の秋」を満喫しましょう。

奥原由子

2021.10.29

音符は音楽の入り口?

フランス音楽の練習、楽しく進んでいるようですね。

そして、なんという偶然でしょう!
こんな時にパリの先生のレッスンが視聴できたんですよね。
正に、今回のタイトル、「音符は音楽の入り口」というようなレッスンでした。

◉もちろん、音符に書いてあることを練習しつつですが、
「音符に書いてあることだけが全てじゃない。」と、おっしゃるベルノルド先生のレッスンのレポートは、先週アップの「本音トーク」に掲載しました.。

その中で、勉強すべき4っつのポイントだけコピーしておきます。
もしこれらを学ばなければ、紙に書かれた音符をただなぞっただけの、棒読みのような演奏になってしまう、というものです。

①質の高い様々なジャンルの演奏を聴きなさい。フルートだけでなく、様々な楽器やオペラなど声楽も。
②絵画彫刻などの視覚芸術を観なさい。
③書物を読みなさい。
④自然からも学びなさい。(緊張と弛緩の繰り返しや、心地よいゆらぎ等々。)

以上。
ここからは私の体験。
こういう勉強を経て、自身のこれまでの人生の体験や感じたことを振り返れば、作者への共感が俄然深まります。感動も膨らみます。

今はネットで多くのことが学べるから本当に便利ですね。
ただ学ぶのではあまり興味を持てませんが、
勉強したことは、ストレートに演奏に表れます。面白いほどに!
結果を楽しみに、好奇心全開で試してみてください。

やってみて疑問が湧いたら、どんどん質問してください。
できる限りお手伝いします。

もちろん、その結果の演奏を楽しみにしています。

奥原由子

2021.10.14

楽譜を見ながら聴く、スコアを見ながら吹く

前回ご紹介した名曲2曲。楽譜を見ながら聴いてみましたか?

ベルリン芸大では、オーケストラスタディというレッスンがありました。
膨大なオーケストラ曲の中で、フルートがキーパーソンを演じる部分だけを抜粋したものをマスターしましょうというもの。
抜粋と言っても全部演奏するのに丸一日かかる程のボリュームです。卒業試験のための必修でもありました。
メッチャ大変でしたが、日本では出会わなかったものなので新鮮でした。

◯この体験による効果は二つあります。

①その楽曲をただ聴いていた時と比べ、聴こえてくる情報量が格段に増える。
まず、それぞれの持ち味を活かし、役割を与えられ、雄弁に語る個々の楽器が聴こえてくる。
それらを統合して表現しようとした、作者の意図がよりハッキリ聴き取れる。

②そのおかげで、より鮮明になったイメージを、自分のフルートで表現したいという意欲が湧く。

◯この練習により、テクニックももちろんですが、表現力が確実にアップしたと実感してます。

そんな訳で、皆さんにも楽譜を見ながら聴く、スコアを見ながら吹く、をお勧めします。
前回ご紹介した名曲2曲は、楽譜を見ながら聴いてみてください。(もちろん吹いてみたらもっと良いです。)
また、名曲集の中からの課題曲は、ピアノスコアを見ながら聴いたり、吹いたりしてみてください。

一本のフルートパートの線にだけ集中するのと、全く違う世界が味わえます!

私も次のレッスンで聴かせていただくのが楽しみです。

奥原由子

2021.10.01

管弦楽の名曲から立ち上るフルート

今回は、フランスの印象派の曲が課題になっています。

ラヴェルやドビュッシーの名曲が私たちの心に呼び覚ましてくれた、とびきり素敵なイメージを、のびのびと空間に響かせたいものですよね。

フルート一本でできることには限界がありますが、やるだけはやってみたい!

◉アプローチの方法の一つ。
イメージの可能性を広げる助けになる、オーケストラの名曲を聴く、です。

課題になっている作曲家達は、オーケストラの楽器それぞれの持つ音色を最大限に生かす天才です。絶妙にブレンドされた、色彩豊なサウンドが響き渡ります。
あたかも印象派の絵画のような目眩く色彩のハーモニー!

様々な曲に出会って、自分がどんな世界を描きたいか、夢を膨らませるのは楽しいですよね。

例えば、ドビュッシーは北斎の「神奈川沖浪裏」からのインスピレーションで「海」を作曲しました。
などなど、とにかく色々聴いてみることをお勧めします。

その中で、フルートのソロが素敵な2曲を紹介しておきます。
YouTubeでも聴けます。

Ravel: Daphnis et Chloé Suite No. 2, Munch (1968)
ラヴェル ダフニスとクロエ ミュンシュ
(8分過ぎくらいにフルートの大ソロが始まります。)

ドビュッシ-/牧神の午後への前奏曲/バレンボイム/パリ管弦楽団(1984 5 18)
(冒頭にソロ。吹いているのは多分デボストという名手です。)

ということで、音の美術館めぐりをしてみてください。

奥原由子

2021.09.17

新しい課題の練習ポイント

◉目指すのはのびのび広やかで天までも届くサウンド

シュミッツ先生のレッスンを思い出します。
「近くにだけ鳴り響く大きな音ではなく、遠くまでよく届く響きを目指しなさい。」というもの。

今回の課題曲はそんな響きで吹きたくなりますよね。
微笑むように優しく明るい「月の光」と共鳴するような。
夜空の星と対話するような「亡き王女のためのパヴァーヌ」。

◉では、実際どのように始めましょうか?

ここでまたシュミッツ先生登場です。
「『精神と心と身体』どれが欠けても目指すものは実現しない。」というもの。

精神と心が求めるサウンドはハッキリしているのだから、それを実現する身体の使い方に意識を集中しましょう。
レッスンでは、全身をチェックし、改善をお手伝いします。
お手持ちのデバイスに全身が映り込むようにセットしておいてください。
一緒にチェックしていきましょう。

◉身体の使い方が変われば、サウンドは明らかに変わります!!!
楽しみにしていてください。
普段、鏡やガラス窓などの前で試しておくのもおすすめです。

奥原由子

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